




今日はパパ上の納骨式でした。
学生の頃は雲がイエスさまに見えたこともあったそうで
神父になる道も考えたことがあったとか・・・
でも音楽の道を選んでくれたお陰でパパ上の娘として
生まれることができて良かったです。
この教会で聖歌隊の指導と指揮のお手伝いをしていたパパ上。
毎年聖歌隊の演奏会もあったのに一度も行かずに
ミサで指揮をしている姿を見ることも今となっては叶わぬ夢。
今ごろ後悔しても仕方がありませんね。
お昼のミサが終わってからクリプタ(納骨堂)に移動して
納骨式が行われましたが
ありがたいことに聖歌隊の方たちがわざわざ足を運んでくださって
父のためだけにモーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプスを
歌ってくださいました。
パパ上を見送ってから今日まで
泣き虫の私が自分でも驚くほど泣くことはなかったのに
クリプタに響く聖歌隊のあたたかくてやさしい歌声に
知らず知らずに抑えていた涙が一気に溢れ出しました。
パパ上の愛する家族に見送られ
パパ上を慕ってくださった方たちに見守られて
なんてしあわせな人なんでしょうね。
そんなパパ上を誇らしく思います。
ランチデートをしていた一昨年
「いい娘を生んでくれてありがとう。」とママ上に言ったそうです。
そんな風に思って言葉にしてくれるなんて・・・
親孝行らしいことなんて最後の最後にしかできなかったのに。
また会える日まで悲しい顔はせずになるべく笑顔で
パパ上のように「いい人生だった!」と言えるように歩いて行こうと思います。
☆彫刻のお猿さんは昨年年男だったパパ上の誕生日にプレゼントしたものです。
本多さんにお願いして作ってもらいました。